マイレージを貯めて無料航空券で旅行をするという目標を立ててマイルを貯めている方は多いと思います。
マイルは国内線・国際線の無料航空券に交換できますが、国際線を狙っている方ならANAマイルを貯めるよりユナイテッド航空のマイルを貯めた方がお得なんですよ。
ユナイテッド航空はANAと同じスターアライアンスに加盟しています。
なのでユナイテッド航空のマイルを利用してANA便の国際線無料航空券を予約することができます。
ANA便に乗るならANAマイルを使って利用する方が少ないマイルで行けるからお得なのでは?と思われるかもしれません。
確かにANAマイルを利用した方が必要マイル数は少ないのですが、燃油サーチャージを含めるとユナイテッド航空の方が断然いいのです。
というのも、ユナイテッド航空は特典航空券には燃油サーチャージがかかりません。
ANAは燃油サーチャージがかかるので、必要マイル数は少なくても総合すると高くついてしまうのです。
行先 | UAセーバー・ 他社便 |
ANA (L) |
ANA (R) |
ANA (H) |
ANA燃油 サーチャージ 往復 |
ソウル | 30,000 | 12,000 | 15,000 | 18,000 | 4,000円 |
北京・香港・台北 | 30,000 | 17,000 | 20,000 | 23,000 | 11,000円 |
タイ・ベトナム | 45,000 | 30,000 | 35,000 | 40,000 | 13,000円 |
インド | 70,000 | 35,000 | 40,000 | 45,000 | 27,000円 |
ハワイ | 50,000 | 35,000 | 40,000 | 45,000 | 27,000円 |
ロス | 70,000 | 40,000 | 50,000 | 60,000 | 42,000円 |
ニューヨーク | 70,000 | 45,000 | 55,000 | 65,000 | 42,000円 |
ヨーロッパ | 90,000 | 45,000 | 55,000 | 65,000 | 42,000円 |
※ANA燃油サーチャージは2014年10月1日(水)以降に発券した航空券に適用される金額です。
実際にはこれ以外にも税金・空港使用料がUA・ANAともかかります。
ANAのハイシーズンの必要マイル数とユナイテッド航空(UA)の必要マイル数を比較したとしても、必要マイル数はANAマイルの方が少ないです。
ハワイを例に挙げると、UAは5万マイル、ANAはハイシーズンで45,000マイルです。
その差は5,000マイルですが、ANAにはこれに加えて燃油サーチャージが27,000円かかります。
1マイルの価値を2円として考えた場合、
ANAとUAの必要マイル数の差額である5,000マイルは10,000円相当なので、
ANAの燃油サーチャージ27,000円の方が断然高くつきますね。
仮に家族3人でハワイ旅行となった場合、1人につき燃油サーチャージが27,000円かかるので3人だと81,000円もかかります。
複数で特典航空券を予約すればその差額はどんどん大きくなっていきます。
近距離の場合必要マイル数の差額が大きくなり、燃油サーチャージを払ってもANAがいい場合もありますが、遠距離の場合には断然UAがお得といえます。
UAマイルが貯めやすいカード
ユナイテッド航空は外資系航空会社ですが、日本のクレジットカード会社が発行するカードでマイルを貯めることが可能です。
一番お勧めなのが「マイレージプラスセゾンカード」です。
年会費1,500円+税
新規入会で2,000マイルプレゼント
入会後3か月間で20万円以上利用で1,500マイルプレゼント
通常は1,000円のカード利用につき5マイル貯まるのですが、追加年会費5,000円+税を支払ってマイルアップメンバーズになると1,000円につき15マイル貯まります。
マイレージプラスセゾンカードでマイルを貯めるなら、マイルアップメンバーズになった方が断然お得です。
1,000円につき15マイル貯まるのでマイル還元率は1.5%です。
ANA一般カードは年会費2,000円+税でカードのポイントをマイルに交換するためのマイル移行手数料としてJCBは2,000円+税(2015年度からは5,000円+税)、VISAは6,000円が別途かかります。
ANAカードの場合、移行手数料を払って1,000円につき10マイル貯まるのでマイル還元率は1%です。
年間維持費を比較すると、2015年度以降はANAカードより維持費が安く済みます。
そのうえ、ANAカードよりもマイル還元率が高いのがマイレージプラスセゾンカードの最大のメリットです。
マイレージプラスの有効期限
ユナイテッド航空のマイレージプラスは、18か月間マイルの増減がない場合失効してしまいます。
しかし逆に考えるとマイルが1マイルでも増えたり、減ったりすれば期限が延長されるということです。
なのでマイレージプラスセゾンカードを利用していれば毎月マイルが積算され、実質無期限にすることができます。
マイレージプラスをお得に貯める
ANAやJALなど日系のマイレージはポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換できますが、実はマイレージプラスもできるんです。
マイレージプラスはネットマイル・PeX・Gポイントと提携しているので、これらのポイントサイトで貯めたポイントをマイレージプラスに交換できます。
高還元サイトで知られるハピタスやモッピーのポイントはPeXポイントに交換できるので、ハピタスやモッピーで貯めたポイントもPeXポイント経由でマイレージプラスに交換することができます。
ユナイテッド航空のマイレージプラスまとめ
マイルを使って国際線特典航空券を狙っている方なら、ANAマイルよりもユナイテッド航空のマイルを貯める方がお得です。
ANAマイルは36か月の期限がありますが、ユナイテッド航空ならマイレージプラスセゾンカードを毎月利用していればマイルの期限が延長されるので実質無期限にできます。
複数の特典航空券を予約するために必要マイル数を貯めるのに2年以上かかることもあると思いますが、ユナイテッド航空なら期限を気にせずに貯められるのはメリットと言えます。
ANAマイルよりも必要マイル数は多くなりますが、その分燃油サーチャージがかからないので総合的にみるとマイレージプラスの方が旅費が安く済みます。
マイレージプラスセゾンカードなら年間コスト6,500円+税で1,000円につき15マイル貯まるので、ANAカードよりもマイルは貯めやすいので、メインカードとして利用すれば特典航空券に必要なマイルはすぐに貯められると思います。
国際線航空券狙いな燃油サーチャージのかからないマイレージプラスがお勧めです。
マイレージプラスセゾンカード入会で3,500マイルプレゼント