ANA陸マイラーに人気のある漢方スタイルクラブカードとエクストリームカードの2枚。
これからクレジットカードを作ってANAマイルを貯めようと思っている方はどっちのカードがお得か悩むところでしょう。
今回はいろんな面からどちらのカードがお得かを考えていきたいと思います。
題して、漢方スタイルクラブカード VS エクストリームカード
漢方スタイルクラブカード | エクストリームカード | |
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,500円(税別) |
初年度無料 2年目以降3,000円(税別) ※年間カード利用額が合計30万円以上で次年度無料 |
家族カード | あり 年会費400円(税別) |
あり 年会費400円(税別) ※年間カード利用額が合計30万円以上で次年度無料 |
ポイント制度 | 2,000円につき7ポイント 1ポイント=3マイル ※年間カード利用額に応じてボーナスポイントあり |
1,000円につき10ポイント 2,000ポイント=3,000Gポイント ※メトロポイント経由で2,700マイル |
最大マイル還元率 | 1.2% | 1.35% |
その他 | ANAマイルへ直接交換可能 マイル交換手数料無料 nanacoチャージでポイントが付く |
ANAマイル交換にソラチカカードが必要 ※ソラチカカードの年会費2,000円が 別途かかる(初年度無料) |
2つのカードを比較するとこんな感じになります。
漢方スタイルクラブカードは2,000円につき7ポイント(21マイル)貯まるので、
100円に割り戻すと1.05マイル貯まる計算になります。
漢方スタイルクラブカードにはボーナスポイント制度があり、
毎年2月~翌年1月までの年間獲得ポイントに応じてボーナスポイントが付与されます。
年間獲得ポイント | ボーナスポイント |
2,000ポイント~3,499ポイント カード利用約58万円~100万円未満 |
250ポイント (750マイル相当) |
3,500ポイント カード利用100万円以上 |
500ポイント (1,500マイル相当) |
このボーナスポイントがあるので、カード利用額によってマイル還元率が変わってきます。
年間カード利用額別マイル還元率
カード利用額 | マイル還元率 |
58万円未満 | 1.05% |
58万円 | 1.17% |
70万円 | 1.15% |
99万円 | 1.12% |
100万円 | 1.2% |
120万円 | 1.17% |
200万円 | 1.12% |
年間58万円未満のカード利用額にはボーナスポイントが付与されないので、
マイル還元率は基本の1.05%となり、
58万円以上100万円未満だと1.12%~1.17%、
100万円以上だとマックスが1.2%で100万円を超えると徐々に還元率が落ちていきます。
漢方スタイルクラブカードで貯めたポイントは直接ANAマイルへ交換できます。
マイル移行手数料は無料です。
一方、エクストリームカードにはボーナスポイントがありませんので、還元率は一律1.35%です。
エクストリームカードのポイントをANAマイルにするにはソラチカカードが必要になります。
エクストリームポイント⇒Gポイント⇒メトロポイント⇒ANAマイル というルートでマイルになります。




ポイントの期限を最大限に延ばせる
Gポイントの有効期限は、「最後にGポイントを取得した日から12か月」なので、年に1度でもポイントを獲得していればポイントの期限がその日から12か月後まで延長されます。
ポイントレートアップキャンペーンが行われる
今年の2月に行われたキャンペーンでは2,000ポイントが3,500Gポイントに交換でき、マイル還元率が1.575%にアップしました。
結局どっちでマイルを貯めればお得か? ということですが、結局はあなた次第になります。
漢方スタイルクラブカードはエクストリームカード&ソラチカカードの2枚持ちより、年間維持費が安いので、維持費を重視される方は漢方スタイルクラブカードで貯めるのがいいでしょう。
とはいえ、年間維持費の差額はたったの500円なので、還元率を重視されたい方ならエクストリームカードとソラチカカードの2枚持ちがおすすめです。
この2枚持ちなら常時100円につき1.35マイル貯められますから、年間カード利用額によってマイル還元率が変わってくる漢方スタイルクラブカードよりも断然お得になります。
ただ、エクストリームカードとソラチカカードにはポイントをマイルに交換するために3回も交換手続きが必要になることと、ポイントが最終的にマイルになるまでに期間がかかるというデメリットもあります。
そのためマイルを貯めるうえでどこに重きを置くかで
どのクレジットカードがお得かは人それぞれ変わってくるかと思います。
どちらのカードもメリット・デメリットがありますので、
カードを選ぶ際にはメリットがデメリットを大きく上回っているかで決めた方がいいと思います。
どっちか決められない方は、漢方スタイルクラブカードとエクストリームカードどちらとも作るのもアリです。
メインカードにはエクストリームカードを使い、漢方スタイルクラブカードはnanacoチャージ用のサブカードとして持つというようにカードを使い分けして両方持つのもいいと思います。