ANAカードはVISAやJCB・AMEX・ダイナースとさまざまなカード会社から発行されています。
その中に三井住友カードが発行するANAカードがあります。
ANA VISAカード・ANAマスターカード・ANA VISA Suicaカード・ANA TOP & ClubQ PASMOマスターカードです。
これらのカードは複数持ちが可能です。
例えば、ANA VISAカードとANA VISA Suicaカードの2枚持ち、
TOKYU×ANAとANA VISA Suicaカードの2枚持ちなどです。
もちろん3枚持ちも可能です。
ワイドゴールドカードはマイル移行手数料は無料ですが、
般カード・ワイドカードは10マイルコースを選択するとマイル移行手数料がかかります。
三井住友カード発行のANAカードのマイル移行手数料は6,480円です。
では複数持ちした場合のマイル移行手数料はどうなるのでしょうか?
答えは、各カードごとにマイル移行手数料がかかります。
三井住友カード発行のANAカードを複数持っていると、
WEBのマイページにログインした時に複数のANAカードのポイントが合算されて表示されます。
しかしポイントを交換するときには、カードそれぞれで貯めたポイントごとに交換が必要になります。
そのためカードごとにマイル移行手数料がかかるのです。
現在ANA VISA・Suicaカード、TOKYU×ANAカードとも入会キャンペーンを実施しています。
これらのキャンペーンで獲得できるポイントをANAマイルに移行する場合、
カードごとにマイル移行手数料を払って10マイルコースで交換するか
5マイルコースにしてマイル移行手数料無料にするかどちらかの選択になります。
このキャンペーンでカードを2枚作って2枚とも条件をクリアできるなら
マイル移行手数料を払ってでも10マイルコースで移行した方がお得と言えます。
でもマイル移行手数料は応募方式の場合、
ポイントをマイルに移行しなければその年度のマイル移行手数料はかかりません。
自動移行方式を選択した場合は、毎月自動的にポイントがマイルに移行されるので
毎年マイル移行手数料がかかってしまいます。
貯まったポイントを期限を迎える年にまとめて移行してもいいというなら
応募方式にすることをお勧めします。
そうすれば3年に1度だけマイル移行手数料を払えばいいので
年間維持費も安く抑えられますよ。
入会キャンペーンのポイント狙いで入会するという方は
ポイントを獲得したらその年度だけマイルに移行し、
後はサブカードとして持っておきます。
ANA VISA・TOKYU×ANAカードの場合マイペイすリボに設定していれば年会費は811円に割引されます。
複数のANAカードのうち、1枚をメインカードにして、
もう1枚はサブカードとして持つという使い方もお勧めです。

一般カード・ワイドカードの場合、それぞれにマイル移行手数料がかかります。
応募方式を選択していれば、ポイントをマイルに交換した年度しかマイル移行手数料がかからないのでコスト削減になります。
現在ANAカードの入会キャンペーンが行われていますので、
ポイント狙いで入会するのもアリです。
すでにANA VISAカードを持っている方なら
ANA VISA SuicaまたはTOKYU×ANAカードに入会を検討されてはいかがですか?