三井住友カードが発行するANAカード。
一般カードはVISAとマスターの2つのブランドがあります。
年会費 | 初年度年会費無料 本会員カード 2,000円(税抜) 家族カード 1,000円(税抜) |
マイル移行手数料 | 10マイルコース 6,000円(税抜) 5マイルコース 無料 |
マイル換算率 | 10マイルコース 1,000円=1ポイント=10マイル 5マイルコース 1,000円=1ポイント=5マイル |
ボーナスマイル | 入会ボーナス 1,000マイル 継続ボーナスマイル 1,000マイル 区間基本マイレージ×10% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 1000万円 国内航空傷害保健 1000万円 ショッピングガード保険 100万円 |
電子マネー | Edy |
追加可能カード | ETC iD 家族カード PiTaPa 銀聯 |
ANA VISA/ANA Masterカードの特徴
年会費の割引がある
WEB明細サービス登録で525円割引
毎月の支払いの明細書を郵送で知らせるのではなく、インターネット上で閲覧するように設定すれば年会費が525円割引されます。
※家族カードは割引対象外
マイペイすリボ登録で1,024円割引
マイペイすリボとは毎月の支払いを自分で指定した金額にできるリボサービスのことです。
リボ=リボ手数料がかかるのでは?と思いがちですが、毎月の支払額をカードの限度額に設定すればリボ手数料はかかりません。
マイペイすリボの登録をすれば年会費が約半額になります。
また家族カードは552円割引され半額以下に!
マイペイす裏技で100円につき1.3マイル貯まる
マイペイすリボを設定して、リボ手数料が1円でも発生すると
通常獲得できるワールドプレゼントポイント+ボーナスポイントが1倍付与されます。
1,000円の利用で1ワールドプレゼントポイント+1ボーナスポイント獲得でき
合計で13マイル貯めることができます。
iD利用でポイントが貯まる
iD(アイディ)は三井住友が提供しているチャージ要らずの電子マネーです。
iDのマークのあるお店でカードやおサイフケータイをかざすだけで支払いができます。
事前にチャージする必要もなくサインも必要ないのでスピーディに決済することができます。
支払いはクレジットカードの支払いと合わせて請求され、
iD利用分も1,000円につき1ポイント貯まります。
年間カード利用額に応じてボーナスポイントがもらえる
前年度(2月~翌年1月)のカード利用額に応じてステージが決定し
今年度のカード利用額に応じてボーナスポイントがもらえます。
前年度の支払合計額 | ステージ | 今年度支払額の累計額に 応じたボーナスポイント |
300万円以上 | V3 | 50万円で150ポイント 以降10万円ごとに30ポイント 実質30%ポイントアップ |
100万円以上 300万未満 |
V2 | 50万円で75ポイント 以降10万円ごとに15ポイント 実質15%ポイントアップ |
50万円以上 100万円未満 |
V1 | 50万円で50ポイント 以降10万円ごとに10ポイント 実質10%ポイントアップ |
ステージがV2の場合で今年度100万円利用したとすると
ボーナスポイントが合計150ポイント獲得できます。
ボーナスポイントは1ポイント=3マイルでANAマイルに交換できるので
450マイル相当獲得できることになります。
唯一のデメリットはマイル移行手数料
三井住友が発行するANA VISA/ Masterカード(一般カード)の年間マイル移行手数料は6,000円(税抜)かかります。
ANA JCBカードの年間マイル移行手数料は2,000円(税抜)なので3倍の差があります。
マイル移行手数料を節約する方法
ANA VISA/Masterカードのマイル移行手数料は
年度(4/16~翌年3/31)初回移行時にかかります。
逆に考えると、年度内で一度もポイントをマイルに移行しなければ
マイル移行手数料はその年度はかかりません。
マイルの移行方式には応募方式と自動移行方式があり、
自動移行方式だと獲得したポイントは
自動的にマイルに移行されるため毎年度移行手数料が発生します。
それを回避するためにはカードを申し込む際に
「応募方式」を選択するようにしてください。
ポイントの有効期限は2年間ですので、
カードを発行して2年後の年度にこれまで貯まったポイントを移行するようにすれば、移行手数料は3年に1度しか支払わなくて済みます。
例えば2014年5月に獲得したポイントは2016年5月末に失効を迎えます。
2014年・2015年はポイントを移行しないで
2016年度ポイント制度開始の4月16日以降に
2014年5月に獲得したポイントをANAマイルへ移行するようにします。
2016年度(4/16~翌年3/31)の期間は何回移行しても
マイル移行手数料は一緒ですので、
2017年3月に付与されるポイント(3/26頃付与)を3月31日までに交換するようにしてください。
そうすると、2014年5月~2017年3月までのポイントを
1回のマイル移行手数料で全て交換できます。
次にマイル移行手数料を払うのは2019年4月です。
この方法ですと、3年に1度のだけマイル移行手数料を払うことになります。
でも年度の終わりにカードを発行した場合は注意が必要です。
例えば2014年2月にカードを発行してカードを使用した場合、
2月15日締め分のポイントは2014年3月26日頃に付与されます。
そのポイントの有効期限は2016年3月末です。
この場合、2016年3月末までにポイントを交換しないと失効してしまいます。
そのためマイル移行手数料が2015年度中(2014年4月16日~2015年3月31日)に発生することになります。
2014年4月に獲得したポイントなら有効期限は2016年4月なので
2016年度のポイント制度開始直後に移行すればいいので、
カードの発行月が少し違うだけでマイル移行手数料が発生する年度が1年変わってきます。
年度末付近にカードを発行する場合、
カードの利用開始は3月以降にするようにしてください。
そうすればマイル移行手数料は3年に1度だけかかることになり、
JCBと同額になります。
ANA VISA/ Masterカードまとめ

またマイぺの裏技利用で100円につき1.3マイル貯まり、ANA一般カードの中では最も還元率が高くなります。
マイル移行手数料がネックですが、ポイント移行を3年に1度行えば移行手数料の節約に!!